まえがき
●本冊子について
本冊子は、(1)コンサルティング業界に興味を持ちコンサルティングファームへの就職・転職を検討されている方、(2)既に数年間コンサルティングファームで働き同業他社にも興味を持っている方、を想定して作成いたしました。
コンサルティングファームに関しては書籍等で一般的なイメージはかなり浸透してきています。例えば「クライアントへの貢献を第一とするプロ集団である」、「知識より知恵で勝負する」、「激務だが実力昇進で高収入も得られる」等です。ただし実際に会社を選ぶ段階になると、いまひとつ情報が不足しているのではないでしょうか。財務内容は非公開のところが多く、守秘義務のため具体的な業務内容が見えず、求人広告は「クライアントにベストなソリューションを・ ・ ・」と抽象的な言葉が踊るだけです。
コンサルティングファームもその生い立ち、得意分野、顧客層等様々ですので、どのファームに就職するかが重要であることは申し上げるまでもありませんが、現実には限られた情報をもとに就職・転職をする方が大半だと思います。
元々コンサルティングファームやシンクタンクに勤務していて事業会社やベンチャーに転職し、また当社の中途採用の面接に来られる方がいます。話を聞くと、ファームの方向性と自分の性格/キャリアの志向が一致しないためになじめず転職したが、コンサルティングという仕事には愛着を感じていたという方が意外と多いことに気がつきました。
そこで、事前にミスマッチを防ぐため、当社で面接した数多くの転職者の方々の声を参考に、「コンサルタントの理想的なワークプレイス」を考える上でのチェックポイントを整理してみました。以下の9項目です。
【コンサルタントの理想的なワークプレイスを考える上での9のチェックポイント】
(1) やりがいのあるテーマに出会えるか?
(2) どんな人材がいるか? 自分の性格になじむ人間関係を築けるか?
(3) コンサルタントとして成長できる環境か?
(4) 仕事のプレッシャーはどの程度か?
(5) 待遇・福利厚生・評価基準はどうか?
(6) コンサルタントをサポートする体制は整っているか?
(7) 恵まれたオフィス環境か?
(8) 教育機会は多いか?
(9) 社風・制度(服装・髪型含む)は自分にマッチするか?
コンサルティングファームを選択するポイントを提案するとともに、当社についても知っていただくことがこの冊子の主旨です。そのため、当社コンサルタントに上記項目について簡単なアンケート・ヒアリングを実施しました。そのコメント及び解説から当社の現状も知っていただこうと思います。
当社も「コンサルタントにとって理想的なワークプレイス」となるために日々取り組んでいますが、まだ課題は山積しています。まずは現状を正しく認識し、さらに理想に近づくべく取り組んでいこうと考えています。
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