グローバリゼーションがもたらす経営環境の変化の中、震災を契機に、わが国の企業経営が改めて問われています。また、異常気象や世界規模の金融不安などグローバルベースでのさまざまなリスクやチャレンジの中、「産業の空洞化」「サプライチェーンの再構築」などの多様な課題に企業は直面しています。本セミナーにおいて、NTTデータのコンサルティンググループである、NTTデータ経営研究所とクニエの両社は、培ってきた経験と知見を生かし、“2012年の企業経営はどうあるべきか” という観点から、提言と現場での事例をご紹介いたします。
また、基調講演ではJAXAの川口教授にご登壇頂き、「はやぶさ」プロジェクトでのご経験を中心に、危機管理の考え方やあきらめることなくさまざまなリスクや難題を克服し成功に導いた秘訣についてご講演いただきます。
「はやぶさ」が挑んだ人類初の往復の宇宙飛行、その7年間の歩み
「はやぶさ」は、2003年に打ち上げられ、小惑星イトカワへの着陸を果たし、試料採取を試みた後、2010年6月13日、7年間60億km の往復の宇宙飛行を終えて地球に帰還しました。また、試料カプセルを無事降下させ、回収することに成功しました。これは、地球引力圏外の天体への人類初の往復の宇宙飛行でした。 講演では、その科学と技術の意義とともに、飛行中の苦難とその対応について紹介し、得られた教訓、またそれらから観た昨今の社会状況についてお話したいと思います。
国内市場の縮小、円高、過剰供給、最終製品の価格下落・・・、日本企業を取り巻く事業環境は険しさを増すなか、攻めと守りの両面からグローバル戦略をダイナミックに加速させることが喫緊の課題となっています。主戦場となる新興国でグローバルプレイヤーとの競争に備えて、国内での競争をより高い次元へとシフトさせる必要があります。その重要なファクターである戦略的な企業間連携の進化について事例をまじえながらお話します。
東日本大震災、タイ洪水被害と2011年はサプライチェーンに見直しが求められた年でした。結果、各企業は部品、製品の“状態”を把握する『サプライチェーンネットワークの見える化』プロジェクトを立上げ、今回問題の生じた材料〜部品〜製品供給ネットワークのボトルネック等を可視化して、有事に備えたネットワークを検討しています。 しかし災害等の危機管理だけの計画策定に終わらせない情報活用方法が、議論されていない企業が多く見受けられます。当セッションでは可視化されたデータが、もたらす他プロセスへの効果『生産だけでなく、製品戦略や設計開発で使える重要情報ソースであること』を再認識していただき、今後の企業戦略にどう生かすべきかを事例も交えて、ご説明します。
【NTTデータ経営研究所について】
1991年設立の事業戦略、IT戦略の策定等の上流変革コンサルティンングを行う戦略コンサルティング会社です。業界特有の課題、共通する課題、または横断した課題にお応えするため、業界別(公共、金融、産業)と機能別(IT・情報戦略、環境、人材等)のマトリクス組織を設置し、プロジェクトごとに連携しながら、お客さまの課題解決をサポートしています。
【クニエについて】
お客さまの企業価値の向上に資するプロフェッショナルパートナーとしてグローバルベースで経営改革を強力にサポートするNTTデータグループの経営コンサルティング会社です。 当社は株式会社NTTデータビジネスコンサルティングとザカティーコンサルティング株式会社が統合し、2009年7月1日より株式会社クニエとして新たにスタートいたしました。