オープンイノベーションによる脳科学の産業応用を推進「異分野の研究者・異業種の民間企業からなるコンソーシアム」

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応用脳科学R&D研究会

研究成果の事業活用を見据えた戦略的研究コンソーシアム

応用脳科学R&D研究会は、異業種の民間企業と異分野の研究者が、脳科学及びその関連領域の最新の研究知見を活用した応用脳科学研究の推進とその事業活用を目指す研究開発のプラットフォームです。
各R&D研究会には、応用脳科学研究及びその事業活用を目指した独創性の高い研究テーマが掲げられ、コンソーシアムの会員と、当該テーマに関する専門的な研究知見を有する研究者が共同で研究活動を行います。
R&D研究会における研究活動は、将来的にコンソーシアムからスピンオフし、研究成果をもとにした共同実証実験(さらには事業活用)に移行することを目指して進められます。一方、各R&D研究会の成果は、当該R&D研究会の参加会員及び研究者によって共有され、参加会員は成果を自社に持ち帰り、自社の事業活動に応用することも可能です。

共同で一つのテーマについて研究

応用脳科学R&D研究会の進行プロセス

オープンイノベーションシステムを採用した研究体制を整備した上で、R&D研究会のプロセス全体を通じて一貫して「事業活用」という目標を共有し、成果創出を加速します。

テーマ設定から実証実験の実施まで、一貫して「事業活用」という目標の下に実施


2016年度開催のR&D研究会およびワークショップ

2016年度は以下に示すように、2015年度より継続の研究会を発展的に集約したクロスモーダルマーケティング研究会をはじめ、研究会7つ、各研究拠点と連携したワークショップ4つを開催予定です。

2016年度より新規開催及び2015年度より継続開催する研究会とワークショップ概要図

※研究会・ワークショップの開催・名称・内容等が変更になる場合がございます。

R&D研究会の概要は▶こちらから

ワークショップの概要は▶こちらから


R&D研究会の概要

(1) クロスモーダルマーケティング研究会

マーケティングや製品開発における香りの活用に注目が集まる中、香りがもたらす心理的特性を多角的な角度から理解することが求められている。本研究会では、香りのクロスモーダルな効果を定量的・客観的に検証する実験系を確立することを目的とし脳波計測の実験を予定している。

(2) ニューロコンピュータビジョン研究会

動画像の特徴量から、コンテンツの内容を解読する画像認識技術に、fMRIの脳活動(解読)情報を取り入れることにより、予測精度向上や人の印象といった情動的側面までをも予測できる体系を確立。このように脳神経科学技術を画像認識に応用し認識対象(人・モノ・景色…)について汎用性をもつ認識技術(アルゴリズム)の可能性について最新研究を紹介しながら議論することを予定している。

(3) アナログ価値研究会

「手書きの価値」・「紙の価値」・「紙に印字された文字・絵・図等を読む価値」等のテーマ設定を行い、脳の知識に基づかれたアナログの価値の知見収集と仮説導出を行う。その後、アログ価値の証明のための脳科学実験のセットアップと実施を通して、最終的に共同プレスリリースや専用ページの作成などアナログ価値の対外訴求を実施する。

(4) ニューロアーキテクチャー研究会

「快適な暮らしを実現するための製品・サービス開発」を目的として、居住空間などにおける生体センシングと環境センシングデータの収録と解析、実ビジネスに繋げる利用法を確立することを目指す。2016年度の主目的は、「これまで計測してきたデータの利活用」。2014年度・2015年度で計測したデータを基に、「知りたい」内容を統計解析によって検証する。

(5) ニューロプリファレンス研究会

消費者に長く愛される「定番商品」の定番化プロセスの理解とその可計測化、消費者の繰り返し購買・選択・再消費を予測する評価技術の開発のため、①「定番品」選好の脳神経メカニズムの研究とその応用による「定番」度合の予測 ②意識的な評価によるバイアスを、「非明示的・無意識的」な反応から消費者の再購買を予測できる心理・行動実験体系の確立を目指す。

(6) 共感コミュニケーション研究会(生理研COIS連携)

人間と機械がより高度に共感し合う”共感コミュニケーション”の実現に向けて、人間の情動的・社会的情報を読み取った上で適切なアクションを起こすことができる新たなHuman-Machine-Interfaceに資する人工知能の要素技術の開発を目指す。生理学研究所の脳科学的知見と横浜国立大学の画像解析・モデル化技術を組み合わせることで、画像情報から人間の情動的・社会的情報を読み取る人工知能の要素技術の研究開発を行う。

(7) エージェントAIと環境知能研究会

昨年度のAIコミュニケーションロボット研究会の研究成果を踏まえ、更なるステップアップを目指す。 米国の大手IT企業を中心に製品化が急速に進む対話エージェントの可能性について、ユーザにとっての利便性やビジネスの機会の観点から探る。加えてロボットとしての筐体の有用性・必要性も具体的なユースケースを踏まえて検討を行う。


ワークショップの概要

(1)CiNet脳情報研究ワークショップ

脳情報通信融合研究センター(CiNet)の4つの研究領域である「HHS~こころとこころをつなぐ科学~」、「BMI~こころを機械に伝える技術~」、「BFI~脳に学ぶ情報ネットワーク技術~」、「脳計測基盤技術」の最新研究内容を紹介しながら、 領域にとらわれず、社会実装に向けた脳情報に関する新たな研究テーマの模索を行う。

(2)豊橋技術科学大学ブレイン情報ワークショップ

豊橋技術科学大学が行っている『情報エレクトロニクスを駆使して「脳を学ぶ」』、『新しい革新的情報技術を「脳に学ぶ」』、『脳科学を深化させる「情報技術を創る」』、これら3分野の研究を紹介していただきながら、事業応用に向けた新たな研究テーマを模索する。

(3)NTTメディアインテリジェンス研究所ワークショップ

NTTメディアインテリジェンス研究所(以下MD研)の研究領域である「人工知能」「超高臨場映像通信」に関する最新研究内容を紹介しながら、 領域にとらわれず、社会実装に向けたメディア研究の事業化模索を行う。

(4)個育研究ワークショップ

ICTの技術革新や、教育に関する科学的な知見の蓄積は、これまでの画一的な教育から個人の特性に合わせた最適なプログラムを提供する教育アプリケーション開発を加速している。本ワークショップでは、「個育」に変革をもたらすと考えられる要素に関する知見を網羅的に獲得し、教育関連の新事業シーズを見出すことを目的とする。



  • ※研究会・ワークショップの開催・名称・内容等が変更になる場合がございます。
  • ※研究会・ワークショップの詳細につきましては事務局までお問い合わせ下さい。
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