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2017年6月8日

千葉県白子町と共同で、地元特産品を活かした健康調味料を開発

株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木康志)は、これまでの地方版総合戦略の策定や地方創生の支援で得た実績・知見を活かし、合同会社SOZO(代表:吉岡隆幸)、株式会社アイ・フィールド(代表取締役:石原綾子)、千葉県白子町(町長:林和雄)と共同で、白子町における「農業・健康・食育」食の改革推進事業の1つである食育事業において、白子町産の特産品を活用した新たな健康調味料である「白子町げんき調味料」の開発を行いましたので、お知らせします。

【背景】

 白子町では、高齢化と人口減少が進み現在は町民の約1/3が高齢者という状況にあり、町の基幹産業である農業の担い手となる労働力不足、出生率の低下、若い世代の流出等の課題を抱えています。そのような中、将来的な移住者の増加に向けた第一歩として、白子町の基幹産業である農業の育成と安定した雇用を創出すること、及び町民が健康な生活を維持し生涯にわたり生きがいのもてる町づくりの施策として、「農業・健康・食育」食の改革推進事業を実施しています。
 この「農業・健康・食育」食の改革推進事業(※1)において、白子町の特産品を使った食育を通じて、地域への愛着を育み、転出防止及び将来的なUターンの増加を目指すことを目的に、白子町産の特産品を活用した新たな健康調味料である「白子町げんき調味料」の開発を行いました。  

※1 昨年度公開された白子町総合戦略でまとめた施策を具体化した事業の1つ。NTTデータ経営研究所は、白子町総合戦略として、「元気」×「ICT」を基本的なコンセプトに策定支援を実施後、「農業・健康・食育」食の改革推進事業等、白子町の地方創生事業全体のプロデュースを行っている。

【実施概要】

 本事業は、2016年7月から9ヶ月間、白子町と白子町食生活改善協議会(※2)を中心に、NTTデータ経営研究所、合同会社SOZO、株式会社アイ・フィールドと共同で行いました(※3)。
 白子町特産野菜である「白子たまねぎ」、「トマト」と、白子町内の工場で生産している「煮干し」を主要原材料とし、白子町の伝統的な調味料である「唐辛子味噌」、「玉ねぎのたまり漬け」を組合せることで、様々な組合せの試作品を製作しました。その後、株式会社RDサポート(※4)の「食プロリサーチ(※5)」による評価を受け、白子町食育セミナー(2月15日)、白子町生涯学習フェスティバル(3月12日)で白子町民の方々に試食頂き、「白子町げんき調味料」の商品候補を決定しました。  

※2 「私達の健康は私達の手で」をスローガンに、正しい食生活と運動の大切さを広める活動を行っているボランティア団体。
※3 役割分担としては、以下の通り、

  • NTTデータ経営研究所:食育事業の全体プロディース、げんき調味料開発方針の策定
  • 合同会社SOZO、株式会社アイ・フィールド:げんき調味料の原材料、レシピ、パッケージ等の素案の提示
  • 白子町と白子町食生活改善協議会:げんき調味料の原材料、レシピ、パッケージ等のアイデア出しと具体化

※4 研究職・専門職1万人、栄養士・管理栄養士4,000名以上の登録者と独自のノウハウやプログラムを活用し、課題解決に適したサービスやソリューションを提供する。
※5 アンケート調査、商品モニター、商品体験会などによって得られる管理栄養士・栄養士ならではの「視点」を通して、市場の課題・ニーズの抽出や販促コンテンツを提供するマーケティング支援サービス。

白子町食育セミナー(2月15日)での試食の様子

白子町食育セミナー(2月15日)での試食の様子

白子町生涯学習フェスティバル(3月12日)での試食の様子

白子町生涯学習フェスティバル(3月12日)での試食の様子

【事業の成果】

1.白子町げんき調味料の商品候補の決定

 「食プロリサーチ」による評価や、白子町民の方々のご意見を踏まえ、以下2品を白子町げんき調味料の商品候補に決定しました。

①とまと味噌
  トマト粉末と唐辛子味噌(大葉入り)を混ぜ合わせた調味料。

  • トマト粉末を利用し、旨みが増えているため、通常の味噌利用よりも塩分を抑えることができる。
  • トマトのミネラルの多さが塩分を排出してくれる。
  • トマトのリコピンで栄養強化。

②玉ねぎ醤油麹
  白子たまねぎの醤油麹たまり漬けと煮干し粉末を混ぜ合わせた調味料。

  • 玉ねぎのアリシン(硫化アリル)は血栓や悪玉コレステロール改善作用による血流改善効果や肥満予防にも役立つ。
  • 醤油麹を利用することにより、腸内環境を整え、消化・吸収・排せつなどの代謝機能の正常化に働くので、便秘解消や肌荒れ改善が期待できる。
  • 煮干しのカルシウムで栄養強化。

2.パッケージデザインの作成

 白子町げんき調味料の商品候補2品のパッケージデザインを以下のように決定しました。デザインには、白子町げんき調味料であることがわかるように、共通で以下の文言を入れています。

  • 白子町げんき調味料:げんき調味料であることを示す。
  • 味付けで「げんき」を食卓に:げんき調味料を一言で言い表した言葉。
とまと味噌、玉ねぎ醤油麹のパッケージデザイン

とまと味噌、玉ねぎ醤油麹のパッケージデザイン

とまと味噌、玉ねぎ醤油麹の完成品

とまと味噌、玉ねぎ醤油麹の完成品

3.白子町げんき調味料活用レシピ集の作成

 今後の販売促進用に、白子町げんき調味料の活用のヒントとして、株式会社RDサポートの管理栄養士の監修で、とまと味噌、玉ねぎ醤油麹を調味料とした料理のレシピ集を作成しました。

白子町げんき調味料活用レシピ集

白子町げんき調味料活用レシピ集

【まとめ】

 本事業で開発を行った「白子町げんき調味料」は、白子町生涯学習フェスティバルで「今買えるなら買って帰りたい」という意見も出るほど完成度の高い調味料に仕上がりました。また、原材料生産者や販売を予定している団体からも、商品化に向けた前向きな意見を得られており、今後は積極的なPR等の販売促進キャンペーンを行い、商品化に取り組みます。さらに白子町には、今回検討した特産品以外にも様々な健康に良い、また伝統的な食材が多数あることから、健康調味料のラインナップの充実等についても検討しています。  

 NTTデータ経営研究所は、地方創生として産業振興などによる地域経済の活性化、伝統文化の維持発展やコミュニティ活動の促進など、地域社会に住む人々の豊かさ向上を目指した取り組みを支援しています。具体的には、地方版総合戦略の策定やまちづくり構想などの施策提言をはじめとして、これまでの中央省庁とのチャネルを活用し、戦略実現に向けた施策や事業運営の支援、加速化交付金を活用した地方創生事業の全体プロデュース(申請から事業方針の検討、専門家との調整等)などを行っています。  


【本件に関するお問い合わせ先】

■ 報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ経営研究所
コーポレート統括部 経営企画部
広報担当
Tel:03-5213-4016(代)
E-mail :

合同会社 SOZO
吉岡
Tel:03-5843-4375
E-mail :

株式会社 アイ・フィールド
石原
Tel:03-5843-4564
E-mail :

千葉県白子町 総務課 企画財政係
篁(たかむら)
Tel:0475-33-2110


■ 内容に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ経営研究所
ライフ・バリュー・クリエイションユニット
増田、北野
Tel:03-5213-4110 (代)

合同会社 SOZO
吉岡
Tel:03-5843-4375
E-mail :

株式会社 アイ・フィールド
石原
Tel:03-5843-4564
E-mail :

千葉県白子町 健康福祉課 健康づくり係
村杉
Tel:0475-33-2179