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2013年11月29日

応用脳科学コンソーシアム

応用脳科学R&D研究会「CiNet研究ワークショップ」を発足

~ 脳情報通信融合研究センターと応用脳科学コンソーシアムが連携して最先端の脳機能研究成果の産業応用を産学連携で模索 ~

株式会社NTTデータ経営研究所

 株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:豊田 充、以下 当社)は、2013年12月より、当社が事務局を務める応用脳科学コンソーシアム※注1(Consortium for Applied Neuroscience、略称名:CAN)において、脳情報通信融合研究センター※注2(Center for Information and Neural Networks、略称:CiNet)と共催し、応用脳科学R&D研究会「CiNet研究ワークショップ(以下:本ワークショップ)」を発足します。
 本ワークショップでは、CiNetにおける4つの研究領域(HHS※注3、BFI※注4 Network、BMI※注5、計測基盤技術※注6の脳機能研究の成果をそれぞれ産業へ応用すべく、ワークショップ参加企業(CAN会員企業)と共同で産業ニーズについて議論し、さまざまな分野の産業への応用可能性を探ります。


【本ワークショップの目的】

 米国ではオバマ大統領の主導により年間100億円の研究費を充て10年間で脳の全機能を解明しようというBRAIN INITIATIVEが2014年度から始まります。一方、欧州では、EUが10年間で約1,500億円の費用をかけスーパーコンピュータを活用して脳の全機能を解明するHuman Brain Projectが、すでに2012年から米国に先行して始まっています。このように世界中で脳の機能を解明し、医療健康分野はもとより、広く産業応用に活用しよう、とりわけICTの分野に脳の仕組みを取り入れようという動きが加速しています。
 このような背景に先んじて、日本では脳機能に関する研究成果をより積極的に情報通信技術の発展に役立てるため、2009年に独立行政法人情報通信研究機構(National Institute of Information and Communications Technology、略称:NICT)と大阪大学の間で「脳情報通信分野における融合研究に関する基本協定書」を取り交わし、CiNetを発足、脳情報通信融合研究を始動しました。その後、BMI(Brain Machine Interface)技術で世界的に著名な株式会社国際電気通信基礎技術研究所(Advanced Telecommunications Research Institute International、略称:ATR)が加わり、「産・官・学」による融合研究プロジェクトを開始しました。
 この成果をいち早く社会に還元することを目指して、CiNetと応用脳科学コンソーシアムが連携し、研究者と企業の間で情報交換を行ない、研究成果の産業分野への応用可能性を初期の段階から模索する活動を開始します。
 一般的に、基礎研究の成果を事業等につなげ社会に還元する際に、デス・バレー、ダーウィンの海といわれるギャップの存在が指摘され、なかなか成功しないといわれています。最近では、このギャップを超えるためには、基礎研究シーズと産業ニーズの早期におけるマッチングを行うオープンイノベーションの仕組みが重要であるといわれています。
 そのため、応用脳科学コンソーシアムでは、CiNetが保有する最先端の脳情報通信に関する研究をCiNet研究ワークショップに参加する会員企業に紹介し、共同で研究成果の産業応用を基礎研究の段階から目指した活動を行います。
 具体的には、CiNetが取組む以下の4つの研究領域の研究成果について今年度の本ワークショップでは、CiNetとNTTデータ経営研究所が共同で選定する10程度の研究を基に活用検討を行います。

< CiNet 4つの研究領域 >

■HHS(Heart to Heart Science)

~こころとこころのコミュニケーションを脳機能から科学する~

■BFI(Brain-Function installed Information)Network

~ヒトの脳機能に学ぶ、桁違いの省エネルギー情報通信ネットワークの構築~

■BMI(Brain-Machine Interface Technology)

~高度なヒューマンケアと未来型コミュニケーションを実現する情報通信の基盤技術としてのブレイン・マシン・インタフェース~

■計測基盤技術(Brain Functional Imaging Techniques)

~先端的脳機能計測技術の研究開発~


各分野および研究者の詳細情報はCiNet Webサイト:http://cinet.jp/ をご参照ください。


【本研究会への参加企業】

 現時点では、化粧品・飲料・輸送用機器・事務機器・精密機器メーカーや、情報・通信企業など、多様な企業の参加が決定しており、今後、さらに参画企業を募集いたします。

【本ワークショップへの参加方法】

 応用脳科学コンソーシアムは、異業種連携によるオープンイノベーションをいっそう推進するために、引き続きCiNet研究ワークショップへご参加される企業を募集しております。
 本ワークショップへのご参加には、応用脳科学コンソーシアムの会員となる必要があります。
 詳しくは応用脳科学コンソーシアムWebサイト: http://www.keieiken.co.jp/can/ をご覧ください。




※注1 応用脳科学コンソーシアム:当社が日本神経科学学会の協力を得て設立した、異業種の民間企業と異分野の研究者が一堂に会し、脳科学およびその関連領域の最新の研究知見を基盤に、「研究開発」、「人材育成」、「人材交流および啓発」に取り組む、オープンイノベーションモデルのコンソーシアムです。40 社を超える民間企業様に参画をいただき、複数のR&D研究会(ワークショップ含む)のもと幅広い研究活動を進めております。

※注2 脳情報通信融合研究センター(CiNet):独立行政法人情報通信研究機構(National Institute of Information and Communications Technology、略称:NICT)、国立大学法人大阪大学、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(Advanced Telecommunications Research Institute International、略称:ATR)が共同で設立。

※注3 HHS:Heart to Heart Science

※注4 BFI:Brain-Function installed Information

※注5 BMI:Brain-Machine Interface Technology

※注6 計測基盤技術:Brain Functional Imaging Techniques



本件に関するお問い合わせ先

■ 報道関係のお問い合わせ
 株式会社NTTデータ経営研究所
 コーポレート統括部
 井上、石渡
 Tel:03-5213-4016(代)
 E-mail:webmaster@keieiken.co.jp

■ 内容に関するお問い合わせ
 株式会社NTTデータ経営研究所
 マネジメントイノベーションセンター
 センター長 萩原
 コンサルタント 下田
 Tel:03-5213-4160(代)
 E-mail:can-neuroscience@keieiken.co.jp