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2013年5月13日

ニューロベンチャー・ネットワーク

脳科学及びその周辺領域の計測・実験ノウハウを活用した
人に関わる計測・実験サポートサービスの提供を開始

~ 脳計測、心理実験等を優れたサポートで支援し、研究開発やマーケティングを加速 ~

株式会社ATR-Promotions
株式会社BB Stone デザイン心理学研究所
株式会社センタン
トビー・テクノロジー・ジャパン株式会社
株式会社カテナス
株式会社NTTデータ経営研究所

株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:豊田 充)と、株式会社ATR-Promotions(本社:京都府精華町、代表取締役社長:正木信夫)、株式会社BB Stone デザイン心理学研究所(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:日比野好恵)、株式会社センタン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中尊信)、トビー・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:蜂巣健一)、株式会社カテナス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉村克生)はともに 『ニューロベンチャー・ネットワーク』 (英文名:Neuro-Venture Network、略称名:NVN) を創設し、各社が保有する脳計測、生理計測、心理評価、画面評価技術、実験やプロジェクトマネジメントのノウハウ等を活用し、お客様の目的に応じて人に関わる様々な計測手法を提供し、お客様の研究開発やマーケティングを支援する新たなサービスを開始します。
新サービスでは、ネットワークを構成する各社が協力して、人の脳と心に関してお客様の抱える課題に合わせ、お客様にとって最適なリサーチシステムを構成し、解決する方法を提供します。
また、一般企業からの受託のほか、NTTデータ経営研究所が創設し事務局を担っている応用脳科学コンソーシアム(英文略称:CAN) と連携をはかり、同コンソーシアムにある研究会からの実験の受託、会員企業からの脳計測、心理実験等も受託します。


【背景と目的】

 脳科学や心理科学の進歩に伴い、研究開発、マーケティング調査等において脳計測・生理計測・心理計測のニーズは急速に拡大しつつあります。しかしながら、企業内で脳科学等の知見や計測のノウハウを有している企業は少なく、また知見やノウハウを有している企業においても、人員が少ないことから、思うように実験を遂行できない状況があります。

 「ニューロベンチャー・ネットワーク」では、参加企業各社の保有する脳計測、生理計測、心理計測等の技術やノウハウを活用し、このような企業ニーズに応えることによって、研究開発、マーケティング研究のスピードアップと計測レベルの向上に寄与し、延いては脳科学の産業応用を促進することを目的として活動を行います。

 具体的には、以下 【参加各社の事業およびサービス概要】 に記載のように各社が保有する技術やノウハウを活用し、必要に応じて複数のメンバー企業が共同で、お客様の目的に応じた実験を実施するために必要な文献調査から、実験計画の策定、実施、解析、報告書の作成までを通してお客様のニーズにお応えします。

「ニューロベンチャー・ネットワーク」(NVN)マーケティング体制
図:「ニューロベンチャー・ネットワーク」(NVN) マーケティング体制


【参加各社の事業およびサービス概要】

各社の事業ならびに提供するサービスの概要は以下の通りです。

(1)株式会社ATR-Promotions
ATR-Promotionsは、株式会社国際電気通信基礎技術研究所 (ATR) の子会社です。ATRで行われているロボット・通信・脳など情報通信関連分野の研究成果展開を担っています。同社の脳活動イメージングセンタ(Brain Activity Imaging Center: BAIC) は3TのMRIと400チャンネルのMEGを保有し、脳イメージング研究支援事業を推進しています。人間の行動・認知に伴う脳活動研究に加え、脳活動からリアルタイムでロボット等を操作する「ブレイン・マシン・インタフェース」、脳活動情報を直接被験者にフィードバックして疾患治療に応用する「デコーデッド・ニューロフィードバック」等、脳イメージング分野における先端的研究環境を備えています。ATRの脳研究ばかりでなく、大学や企業の研究支援の実績が多数あります。
http://www.atr-p.com/qhm/

(2)株式会社BB Stoneデザイン心理学研究所
BB Stoneデザイン心理学研究所は、千葉大学工学部で開発された特許出願中の手法(デザイン心理学)を、デザインの諸問題解決のために応用、これまで定量化が難しかった指標(ユーザビリティ、印象、見やすさなど)を数値化することにより科学的根拠のあるデザイン提案、検証を行っています。また独自の手法を生かした行動観察、調査、実験により、新サービス導入時などの消費者行動分析のサービスも開始しています。昨年、『日経ビジネス』 誌(10月号)にて、“日本を救う次世代ベンチャー100” のトップ1として “心を読む技術が離陸” と掲載されました。すでに日本銀行券調査業務、ダイキン工業ラクエアリモコン(グッドデザイン賞受賞)、世界的製薬会社薬品パッケージ、コールセンター画面改善、大手銀行通帳選定など、数多くの実績を重ねています。
http://www.bbstonedpu.com/main.html

(3)株式会社カテナス
カテナスは、簡単にユーザーインタフェースを開発するソフトウエア環境を提供します。脳科学領域での計測や実験においては、テキストや画像が配置された画面に対して人間がどのように反応するかを計測することがたいへん多いです。したがって、実験画面の設計が簡単にかつスピーディに行えることが必要不可欠です。しかし、従来は計測画面の設計に特別なプログラム技術が必要であり、時間とコストの制約のために、充分な例数のデータを収集することが困難でした。カテナスは、簡単に柔軟な画面構成をプログラムレスで設計することのできる環境を提供します。実験者自身が、テキストや画像、動画を自在に組み合わせて画面を設計し、納得のいくまで計測を繰り返すことによって、より客観性の高い実験結果を得ることが可能になります。
http://www.kathenas.com/

(4)株式会社センタン
脳科学・認知科学の知識を有する人材が社内にいるという企業はまだ少なく、機器の選定、実験の立案、データの解析等に必要なノウハウは不足している状況にあります。また、大学では基礎研究が主なために、製品開発・評価など、企業側が求める研究との間には大きなギャップがありました。センタンの人材である認知科学・脳科学研究者とマーケティング専門家の知識を組み合わせることによって、このギャップを埋め、より企業のニーズにマッチした研究・調査を行うことが可能となりました。すでにいくつかの企業との間で成果を上げています。センタンが保有するNIRS、EEGなどの脳機能計測データの他、認知科学的手法を組み合わせて、製品評価等を行います。この手法は、言葉による意思疎通ができない対象者に向けた商品開発などにも大変有用であると期待されています。
http://www.centan.jp/

(5)トビー・テクノロジー・ジャパン株式会社
トビー・テクノロジー・ジャパンは、アイトラッキング技術の世界最大手です。トビーの製品は、学術分野、マーケティングリサーチなどで世界的に使用されており、脳波、発汗、心拍など他の生理計測と同時に計測することも可能です。トビーでは、視線を測定するハードウエア、視線データを分析するソフトウエアの販売に加えて、国内外のマーケティング調査も行っています。アイトラッキングは、学術研究で使用されていましたが、最近は、店頭調査、商品パッケージ、交通広告、広告物の評価、ウェブサイト、スマホのユーザビリティ調査といったマーケティング調査にも使用されています。その他、ナチュラル・ユーザーインタフェースの1つとして、自動車、PC、タブレット、医療機器、ゲームなど様々な産業でのOEMコンポーネントにも提供し始めています。
http://www.tobii.com/ja-JP/eye-tracking-research/japan/

(6)株式会社NTTデータ経営研究所
NTTデータ経営研究所は脳科学の産業応用に取り組み、現在、大手企業を中心に38社の異業種企業と数十人の神経科学、心理学、認知科学等異分野の研究者が参加する応用脳科学コンソーシアム(英文略称:CAN)を創設し、その事務局を担っています。CANでは10に及ぶ研究会をマネジメントし、すでにいくつかの企業と研究者の共同研究等のコーディネートも行っています。また、個別に企業の脳科学戦略策定、脳科学のR&D、マーケティング、マネジメント等への活用に関するコンサルティングや脳計測、心理計測等の実験計画の策定から実験・解析支援までを行なっています。今回の「ニューロベンチャー・ネットワーク」の窓口となり、プロジェクトのコーディネート、マネジメントを行ないます。
http://www.keieiken.co.jp/can/

※ 掲載の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。



本件に関するお問い合わせ先

■ 報道関係のお問い合わせ
 株式会社NTTデータ経営研究所
 コーポレート統括部
 井上 国広
 Tel:03-3221-7011(代)
 E-mail:webmaster@keieiken.co.jp

■ 内容に関するお問い合わせ
 株式会社NTTデータ経営研究所
 マネジメントイノベーションセンター
 応用脳科学コンソーシアム事務局
 萩原 一平
 Tel:03-5213-4160(代)/03-5213-4114(直)
 Fax:03-3221-7022
 E-mail:can-neuroscience@keieiken.co.jp